南部菱刺しは、青森県の伝統刺し子技法です。菱刺しと刺繍、水彩画を組み合わせ、月風の丘に想いを馳せて描いた作品のご紹介をしたいと思います。木やお空のある風景の写真と共に綴ります。
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自然の不思議と恵
こちらは朝の光のもとで撮影したものです。
こちらは夕日影を感じ始める頃に撮影したものです。
朝と夕の光の違いにより、ここまで雰囲気に変化が生まれるのですね。
自然の不思議と恵を感じながらの撮影でした。
アオモジの添え方でも雰囲気が異なりますね。
こちらの作品は、二十四節気において春のけわいが立ちはじめる日。一年の始まりとされる立春の頃に完成した作品です。
冬空の向こうに、雪の下に、かすかに春の蕾を想う色合いを感じながらの制作で、それは時を待つようでとても尊いものでした。
2023年の立春は2月4日、2月初めの午の日である初午の日は2月5日でした。
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月風の丘
私の心にはきっとおそらくお馬がすんでいます。
小さな頃からここにいてくれました。
この世界は喜びよりも悲しみの方が多いのではないかと感じられてならないことがございます。
心には羽があるからこそ、果てしなく、どこへでも飛んでゆくことができますね。
しかし、想像の自由があるだけ、孤独の寂しさも感じます。
いだく感覚すべてをわかり合うことは難しく。
一人ではないからこそ感じる孤独、遠くては知らないままでいれた寂しさもありますね。
それでも、全てをわかり合うことは難しくとも、だからこそ、わかち合いの想いが生まれるのでしょうか。
悲しみを通らなければ、出会うことのできない想いやりさんたちもいるのでしょう。
ここは切なさと共にある世界であるからこそ、そのような想いやりさんたちをいつも大切にいたいですね。
身近な存在に。
世界のどこかに。
心の中に。
糸と麻布、水彩絵の具、アオモジを用いて。月風の丘に想いを馳せてみました。
あなたのお心の風景は何色ですか。
お付き合いくださいましてありがとうございます。
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