南部菱刺しは、青森県の伝統工芸に指定される刺し子技法です。幸せ、平和、光、希望、心、魂など、様々な想いをのせた青い鳥を、菱刺しと水彩絵の具、パステルで描いた作品のご紹介をしたいと思います。初雪の日から季節をおいかけた写真と共に綴ります。
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青い鳥
光により、全体的に暖色を感じる雰囲気にうつったものです。
こちらからは寒色の雰囲気を感じます。
幸せ、平和、光、希望、心、魂など、様々な想いをのせた青い鳥を、菱刺しと水彩絵の具、パステルで描きました。
青い鳥は、菱形の地刺し模様で表現しました。
使用糸はCOSMO212、COSMO2017、COSMO2212、Anchor1039、COSMO2018、COSMO566、COSMO376、COSMO166です。
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こころ
百人千色
2023年の時雨月、このお言葉と出あいました。
大切なある方の感じる世界で生まれたお言葉です。
そうなのですよね
ひとりひと色では表すことのできない
心、想い、つながり、出あい、ご縁・・・
これまでは青色だった心が黄色に出会い、みどり色になることも
赤色に白色が出会えば桃色に
青色が出会えば紫色に
これまでのあなたも
これまでのわたくしも
いまのあなたも
いまのわたくしも
あゆんできたすべてが今のわたくしなのですよね
あゆみゆくこれからもまた・・・
まぁるく
まぁるく
わた雪のように
お月さまのように
まぁるく
まぁるく
ぶつかってもだれも傷つかない傷つけない
ささえあえる
そのようなかたち
白い月の光の中に
月がのばす影の中に
星の粉まいおりる夜の中に
朝の光にひかる雨粒の中に
春を待つ紫の木々に
冬の下の春の種に
玄の風の中に
青い風の中に
あなたの涙に
あなたの笑顔に
この手の中に
しあわせの青いとり
こんなにちかくにいたんだね
まぁるい魂をもつ
あなたのもとに
祈りをこめて
季節をおいかけて
私の住む地域は、2023年11月25日の夜分、雨から雪へとかわり、その日が初雪の日となりました。
紅葉した鮮やかなドウダンツツジを彩る雪の白とのコントラストや雪の解ける水の色、風の音、鳥の声の印象的な朝でした。
日一日と葉の色は黄色みを帯び
落ち葉は土にかぶさるようにおおい
玄の風にふかれた木々は
いつしかすっかり冬木となりました
雪の夜
わたの花を咲かせたような冬木は
夜のくらがりにうかびあがり
夜天光を知らせます
深青の空にのびる
枝先の冬芽と花芽は
冬の底に感じる秋の余韻と春への予感でした
春の扉が少しずつひらかれて
光がこぼれだし
玄に青がまじる季節まで
深みゆく冬は春へのみちですね
色々な「なぜ」がネットをひらくとすぐそこに答えのひろがる時代
科学的な真のこたえではなくとも、自分なりのロマン的な想像を広げる時の流れの尊さ
紙の本をひらくとただよう香りと手になじむやわらかな重み
絶対的なこたえは存在せず、それぞれの中にあると感じること
自分の時間、歩調をみつめること
知る時間ではなく、時を感じること
うつろいゆく季節をおいかけながら
「青い鳥」を、自然の中へとはなってみました
すべては向き合い方なのでしょう
感覚、価値観はひとつとして同じものはなく
よしあしもなく
自由なものなのでしょう
お付き合いくださいましてありがとうございます。
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